海外FXの約定力ランキング！スリッページや約定拒否が少ない優良業者をご紹介

本記事ではこのような疑問に答えます。

約定力とは「トレーダーが狙った価格通りの取引を実現する力」のことです。

つまりFXのトレードにおいて約定力はとても重要な要素であり、約定力が高いFX業者を利用することには大きなメリットがあります。

そこでここでは、海外FXの約定力を見極めるポイントを解説するとともに、約定力が高いおすすめの海外FX業者をご紹介します。

サクサク約定する海外FX業者をお探しという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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海外FXの約定力を判断するポイント

海外FXの約定力を判断するには、約定率や約定スピードが鍵になります

そうしたポイントを解説する前に、まずはあらためて約定力の意味から確認していきましょう。

そもそも約定力とは

FXにおける約定（やくじょう）とは、注文が成立することを意味します。

約定力とは「トレーダーが狙った価格通りの取引を実現する力」のことです。

つまり言い換えると、約定力とはFX業者の注文処理能力のことであり、注文処理能力が低いFX業者では狙った通りの取引ができないことになります。

そうしたFX業者の約定力を判断するポイントが「約定率」「約定スピード」「スリッページ」「取引方式」です。

次から詳しく解説していきます。

約定率

海外FXの約定力を判断する上で、まずチェックしたいのが約定率です。

約定率とは、注文が正常に執行される確率のことを指します。

海外FXの約定率は99%以上と言われており、国内FX業者よりも約定率が高いとされていますが、リクオートやオフクオートが頻繁に起こるFX業者には注意が必要です。

なお、約定率は公開されていることが多く、各FX業者の公式サイトからチェックできます。

約定スピード

約定スピードとは、注文から取引成立までの速さのことです。

約定スピードが遅いとそれだけ狙った価格と実際の約定価格にズレが生じます。

そのため約定スピードは、エントリーだけではなく利益確定や損切りにも関わってきますので、約定力を判断する上で非常に重要なポイントになります。

スリッページ

スリッページとは、注文時に提示されている価格と実際の約定価格のズレのことです。

例えば、ドル円が1ドル130円50銭と表示されている時に買いを入れたはずが、実際に約定したのは130円80銭だったというケースがそれにあたります。

スリッページが起きる要因としては、相場の急激な変動やボラティリティが低い通貨ペアの取引などがあげられますが、FX業者の注文処理能力も大きく関係してきます。

前述しました約定スピードなどはスリッページの大きな要因です。

約定スピードが遅くなると、自ずとスリッページも多くなりますので注意が必要になります。

取引方式

FXの注文処理方式には、DD(Dealing Desk)方式とNDD(No Dealing Desk)方式の2つの種類があります。

DD方式とNDD方式の違いは、注文を直接市場に流すかどうかの差です。

NDD方式は顧客の注文をそのまま市場へと流し、DD方式では注文を直接市場に流すのではなく一旦FX業者で決済し、FX業者のディーラーの裁量によって注文を市場に流すかどうかが決定されます。

そのため、NDD方式の方が約定スピードが速くスリッページが起きにくいシステムになりますので、約定力の高さを測るひとつの目安となります。

なお、日本国内のFX業者はDD方式を採用しているところが多く、反対に海外のFX業者はNDD方式を採用しているところが多いため、約定力では海外FX業者の方がおすすめです。

【海外FX業者ランキング】約定力が高いおすすめ5選

約定力が高いおすすめの海外FX業者は、取引方式がNDD方式で「約定率」×「約定スピード」×「スリッページ」のバランスが取れた以下の業者です。

順番にそれぞれの特徴を見ていきましょう。

1.XM（XMTrading）

XMは日本国内でも屈指の人気を誇る海外FX業者です。

約定力に関しても優れており、約定率・約定スピード・スリッページ、いずれのレベルも非常に高いFX業者になります。

特に「スタンダード口座」と「KIWAMI極口座」は、約定力の高さはもちろん、それ以外の取引環境も優れていますので、FX初心者から中上級者までの幅広い層におすすめです。

2.AXIORY（アキシオリー）

AXIORYは細かな約定データを全て公式サイト上で公開している海外FX業者です。公開されているデータによると、AXIORYの全ての注文の約定率は「99.99%」とのこと。

約定スピードやスリッページに関しても申し分なく、スプレッドの狭さや「cTrader」が利用できる点から見ても、スキャルピングに適したFX業者と言えます。

おすすめの口座タイプは「スタンダード口座」になります。

取引手数料がかかる「ナノスプレッド口座」のスペックが高いのは当たり前ですが、取引手数料無料の「スタンダード口座」でも十分な約定力・スプレッドの狭さがあり、FX中上級者にもおすすめです。

AXIORYの基本情報

運営会社名	Axiory Global Ltd
設立年	2007年
金融ライセンス	ベリーズ国際金融サービス委員会 （FSC）
資金管理方法	分別管理
安全性

AXIORYのスペック

最大レバレッジ	2,000倍
平均スプレッド （USDJPY）	1.1pips （手数料込み）
注文処理方式	記載なし
口座開設 ボーナス	なし
入金 ボーナス	なし
キャンペーン	はじめての入金限定 100%入金ボーナス （50,000円分まで）

ゼロカット	スキャルピング
自動売買	ミラートレード
MT4	MT5
日本語サポート

3.TitanFX（タイタンエフエックス）

独自テクノロジーシステム「Zero Point Technology」で、高い約定力を実現させているのがTitanFXです。

約定スピード最適化機能や自動スプレッド最小化システムという独自のシステムによって、公式サイトでは約定拒否一切なしが謳われています。

TitanFXは、多くの海外FX業者に見られる「ボーナス」が一切ないFX業者ですが、その分取引環境にリソースを注いでいると言えるでしょう。

おすすめの口座タイプは「Zeroブレード口座」です。

取引手数料が1ロットあたり7ドル相当発生しますが、短期売買や自動売買にはこの上ない取引環境になります。

Titan FXの基本情報

運営会社名	Titan FX Limited
設立年	2014年
金融ライセンス	バヌアツ（VFSC） モーリシャス（FSC）
資金管理方法	分別管理
安全性

Titan FXのスペック

最大レバレッジ	500倍
平均スプレッド （USDJPY）	1.3pips
注文処理方式	NDD方式
口座開設 ボーナス	なし
入金 ボーナス	なし
キャンペーン	現在はなし

ゼロカット	スキャルピング
自動売買	ミラートレード
MT4	MT5
日本語サポート

4.FXGT（エフエックスジーティー）

FXGTは豊富なボーナスキャンペーンと1,000倍のレバレッジが特徴のFX業者になります。

FX通貨ペア以外の暗号通貨やゴールドに関しても1,000倍のレバレッジで取引できますので、幅広い銘柄を取引したい方にはおすすめです。

約定力に関しても優れており、取引手数料が発生するタイプの「プロ口座」はもちろん、一般的なタイプの「スタンダード＋口座」、暗号通貨に特化した「Crypto max口座」においても約定拒否はありません。

中でもおすすめなのが「スタンダード＋口座」です。

豊富なボーナスキャンペーンの対象口座でもあり、かつ約定力やスプレッドにも定評があります。

5.Exness（エクスネス）

Exnessは、グループ全体の取引額としては1兆ドル（100兆円以上）を優に超える世界的なFX業者です。

もちろん約定力にも定評があり、無制限レバレッジや狭いスプレッドと並んで大きな特徴となっています。

Exnessでおすすめなのは「スタンダード口座」と「プロ口座」です。

「スタンダード口座」はFX初心者から中上級者まで幅広い層におすすめ。

「プロ口座」に関しては、初回入金が1,000ドルと少しハードルが高いですが、取引手数料無料ながら狭いスプレッドと高い約定力が特徴になっています。

Exnessの基本情報

運営会社名	Exness (SC) Ltd
設立年	2008年
金融ライセンス	セーシェル（FSA）
資金管理方法	分別管理
安全性

Exnessのスペック

最大レバレッジ	無制限
平均スプレッド （USDJPY）	1.1pips
注文処理方式	NDD方式
口座開設 ボーナス	なし
入金 ボーナス	なし
キャンペーン	なし

ゼロカット	スキャルピング
自動売買	ミラートレード
MT4	MT5
日本語サポート

約定力の高い海外FX業者でトレードするメリット

約定力の高い海外FXでトレードする最大のメリットは以下の2点です。

• 大ロット・ハイレバレッジでも安心して取引できる
• 短期売買に向いている

海外FXは日本国内の場合と違い、レバレッジが200〜1,000倍超であることが一般的です。

そのようなハイレバレッジの取引ではわずか数pipsの違いで損益が大きく変わってきます。

しかし、約定力が高ければそのような心配もありません。

約定力が高いとは「狙った価格通りの注文が通る」ことですので、大ロット・ハイレバレッジでも安心してトレードできます。

また、短期売買に向いているのも約定力の高さからくる大きなメリットです。

特にスキャルピングなどは、わずか数秒から数分の間に数pips〜数十pipsの利益を狙うトレードになりますので、狙った通りの価格で約定しなければ相当な不利益を被ることになります。

しかし、約定力が高ければそうしたことも起こりません。デイトレードやスキャルピングの短期売買を行うトレーダーにとっては大きなメリットになります。

海外FXで約定力を高めるためにトレーダーができること

約定力はFX業者側の問題だけでなく、トレードのやり方次第でスリッページを抑えたり、ある程度約定率を高められます。

ここからは約定力を高めるための方法を解説していきます。

重要指標発表時のトレードを控える

米雇用統計などの重要指標発表時は流動性が極端に上がるため、スプレッドが広がるとともにスリッページも起こりやすくなります。

たとえ約定力が高いFX業者であっても、指標にサプライズがあった場合は約定しづらくなりますので、重要指標発表時はトレードを極力控えることをおすすめします。

流動性の低い時間帯のトレードを控える

FXは24時間取引可能ですが、日本時間の早朝など流動性が極端に低くなる時間帯があります。

そうした時期帯ではスリッページが起こりやすく、狙ったどおりの価格で約定することが困難になりますので、特に短期売買のトレードは控えるようにしましょう。

口座タイプを変える

FX業者にもよりますが、口座タイプによって約定力に差があるケースがあります。

通常、取引手数料が発生するいわゆる「プロ」タイプの口座の方が約定力は高くなりますので、スリッページなどが頻繁に発生する場合は、追加でプロタイプの口座を開設するのがおすすめです。

VPSサーバーを利用する

VPSサーバーとは「virtual private server」の略で、FXの仮想専用サーバーのことを指します。

主に自動売買を行う際の安定した取引環境の構築のために用いられますが、裁量トレードに使用するのもおすすめです。

約定力は、インターネット環境やパソコンといったハード面の不具合に左右されるケースもあります。

海外FX業者の中には無料でVPSサーバーを利用できるところがありますので、約定力が気になるようでしたら一度チェックしてみることをおすすめします。

取引ロットを少なくする

1ロットや2ロットの取引ではあまり問題ないですが、各FX業者が定める最大取引量にせまるような大口の取引は約定しづらくなるケースがあります。

例えば、XM（XMTrading）ですと50ロットが最大取引量ですが、それに近いサイズの取引を行うと約定が不安定になるケースがあるということです。

したがって、どのFX業者にも言えることですが、大口の注文を出したい場合は、ロットを落とし何回かに分けて注文を出すなどの工夫が必要になります。

海外FXのMT4・MT5で約定スピードを確認する方法

海外FX業者が多く用いている取引プラットフォーム「MT4」「MT5」では、約定スピードを確認できます。

その方法はとても簡単。まずはMT4・MT5にログインし、右下の数字の部分をクリックします。

登録サーバーのリアルタイムの約定スピードが表示されます。

「ms」は「ミリ秒」という単位です。

ちなみに、1.000msで1秒になります。

この数字が概ね120ms〜400msですと、非常に速いレベルの約定スピードです。

約定スピードが気になる方は確認してみてください。

海外FXの約定力に関するよくある質問

ここからは海外FXの約定力に関するよくある質問に答えていきます。

何かわからないことがあった際の参考にしてみてください。

通貨ペアによって約定力に違いはありますか？

マイナー通貨ペアは、メジャー通貨ペアに比べて約定力が下がる傾向があります。

ちなみにマイナー通貨とは取引量の少ない通貨を指し、米ドル（USD）、ユーロ（EUR）、円（JPY）、ポンド（GBP）、豪ドル（AUD）、カナダドル（CAD）、スイスフラン（CHF）以外の通貨がそれに当たります。

FX業者のホームページにある「約定率99%以上」とはどういう意味ですか？

約定率は、トレーダーの注文通りの価格で約定した割合のことを指します。

つまり、約定率99%以上ということは、ほぼ全ての取引がトレーダーの注文通りの価格で約定しているということです。

スプレッドの広さは約定力と関係がありますか？

スプレッドが広いと、それだけ価格が滑る可能性も高くなり、約定力も低くなる傾向があります。

逆にスプレッドが狭いFX業者は約定力も高いレベルにありますので、約定力を測る上でチェックしておきたいポイントです。

スキャルピング以外の取引スタイルでも約定力は重要ですか？

重要です。

たとえ長期保有のスイングトレードだとしても、相場の急変で利益確定や損切りを余儀なくされることがあります。

そのような急な注文にも対応できるという意味で約定力の高さは重要です。

国内FXと海外FXではどちらの方が約定力が高いのですか？

海外FXの方になります。

国内FXはDD方式という、トレーダーとインターバンク市場の間にFX業者が入る方式が一般的なのに対し、海外FX場合はトレーダーの注文を直にインターバンク市場に流すNDD方式が主流です。

そのため国内と海外で比較すると、取引方式の違いから海外FXの方が約定力が高くなる傾向があります。

海外FXの約定力まとめ

FXにおいて約定力は重要なポイントです。

FX業者の約定力を見極めるためには以下の部分をチェックしましょう。

• 約定率
• 約定スピード
• スリッページ
• 取引方式

そして重要なのは、約定力を求めるなら国内よりも海外FXを利用すべきだということです。

最後におすすめの海外FX業者をまとめておきます。

しっかり取引が約定する海外FX業者で、ハイレバレッジを利用して確実に利益を積み上げていきましょう。