Tradeviewでは日本のみならず様々な国に対応するため多くの入出金方法を取り扱っています。
そのため出金方法が少々分かりづらくなっています。
この記事ではTradeviewの出金の詳しい方法や、注意点、出金拒否の噂の真相などTradeviewの出金に関することを詳しく解説します。
- Tradeviewはポジションを保有したまま出金が可能
- Tradeviewは出金限度額や最低出金額は設定されていない
- Tradeviewは海外銀行送金のみ出金手数料がかかる
- Tradeviewは別の法定通貨に両替して出金できる
- Tradeviewは仮想通貨でも出金できる
- Tradeviewの出金方法は入金方法と同じでなければならない(入金額まで)
- Tradeviewの利益分は別の方法で出金することも可能
- Tradeviewの出金方法によっては別途出金先で手数料がかかることがある
- Tradeviewの出金拒否の噂は事実ではない
海外FXの手引編集部のご紹介
関連記事:海外FX業者のおすすめ比較ランキング!人気口座一覧【2024年最新】
Tradeviewで使える出金方法と手数料
Tradeviewで利用できる出金方法は2024年1月時点で18種類あります。
ただし前提として入金した金額までは同じ方法でしか出金ができません。
Tradeviewで利用できる出金方法は以下の表の通りです。(2024年1月時点)
出金方法 | 出金反映時間 | 日本円での出金 | Tradeviewの手数料 |
---|---|---|---|
国内銀行送金 | 即日~1営業日 | 可 | 無料 |
海外銀行送金 | 1営業日~1週間 | 35~50ドル | |
クレジットカード/デビットカード (GLOBAL E TRADE COMPANY) | 即日~1営業日 | 無料 | |
bitwallet | |||
STICPAY | |||
Uphold | |||
クレジットカード/デビットカード (CREDIT CARD) | 1~3営業日 | 不可 | |
bitpay | |||
Tether(USDT) | |||
NETELLER | |||
fasapay | |||
TransferMate | |||
advcash | |||
paytrust | |||
ASIA BANKS | |||
Jpay | |||
my Fatoorah | |||
UnionPay |
Tradeviewの出金の特徴
Tradeviewの出金に関する特徴を紹介します。
出金には少し時間がかかる
Tradeviewの出金から着金までは、出金方法によって即日から1週間程度と様々です。
ただし、Tradeviewの出金方法の多くは出金手続きをした後に一度サポートセンターを経由してメールが届くまで待つ必要があります。
そのため出金をしようと思っても1営業日以上待つことがあるため、Tradeviewの出金が遅いという噂の元になっているようです。
ポジションを保有したまま出金ができる
Tradeviewではポジションを保有したまま口座の資金を出金できます。
海外FX業者では、ポジションを決済しないと利益が出金できないところが多いため、ポジションを決済せずに出金できるのはTradeviewのひとつのメリットです。
ただしその場合は、出金したことにより証拠金残高が少なくなり有効証拠金が不足してしまいポジションが強制ロスカットされてしまう危険があることに注意しましょう。
ポジションを保有したまま出金する場合は、ロスカットにならないように証拠金残高に注意して調整しましょう。
入出金に使える方法が多い
Tradeviewは入出金に使える方法が全17種類あり、他のFX業者と比べても多い方です。
選択肢がたくさんあるのは良いのですが、ほとんどの方法が日本円で使えないものになっています。
Tradeviewは様々な国での利用者が多いため、各国の状況に対応した決済方法をその都度提供しているためです。
それと同時に決済方法の入れ替わりも激しく、自分が使っていた決済方法がいつのまにか使えなくなっていたということもありえるため、こまめにチェックしておくようにしましょう。
最低出金額は設定されていない
Tradeviewでは最低出金額は設定されていません。
ただし出金する方法によっては手数料が別途必要になるため、ある程度余裕を持った金額で出金するようにしましょう。
出金限度額はない
Tradeviewでは出金限度額は設定されていません。
どの出金方法も制限なく出金可能ですが、出金方法によっては1回に受け入れられる入金額に限度があるので出金先に確認をしておきましょう。
仮想通貨(ビットコイン)での出金が可能
Tradeviewでは仮想通貨(ビットコイン)による出金も可能です。
仮想通貨で出金する場合は、仮想通貨に対応しているオンラインウォレットに出金する必要があります。
Tradeviewの場合はbitpayに対応しています。
別の法定通貨に両替しての出金が可能
Tradeviewでは入金した後に他の通貨に両替をして出金ができます。
出金の際の両替にかかる手数料は無料です。
両替のレートはThomson Reuters(トムソン・ロイター)という企業が提供しているマーケットレートが適用されます。
こちらも公式ホームページなどで公表されていない内容です。
出金ページが分かりづらい
Tradeviewの出金申請ページは、かなり分かりづらいところにあります。
出金単体のページは存在せず、入金ページの一番下の方に小さく書かれているだけなので、見つけるのが少し難しくなっています。
出金の方法に関しては、以下の項目で詳しく解説しています。
Tradeviewの出金拒否の噂は事実ではない
Tradeviewは出金拒否があるという噂がインターネット上で流れていますが、悪質な出金拒否をしたという事実は確認できませんでした。
ただしTradeviewで禁止されている取引などを行った場合、口座が凍結になるためその場合は出金ができなくなります。
また、Tradeviewはトレードや入金をしていないと口座維持手数料として月50ドル引かれていきます。
これはトレードや入金をすれば返金されるのですが、そのまま放置してしまうと口座が凍結になり二度と戻ってきません。
この規約を知らずに悪質な出金拒否と捉えた人がいた可能性も考えられます。
Tradeviewの出金の方法
Tradeviewの出金の方法について詳しく解説します。
今回は日本円で出金できる方法のみ解説します。
Tradeviewの出金方法はちょっと分かりづらいので、しっかり読んで参考にしてみてください。
国内銀行送金
国内銀行送金は、Tradeviewの日本の銀行口座から振込で出金する方法です。
Tradeviewで国内銀行送金での出金をする場合は、会員ページから申請できません。
お問い合わせからTradeviewのサポートセンターに国内銀行送金で出金したい旨を連絡し、出金先銀行などを伝えて出金します。
海外銀行送金
海外銀行送金は、Tradeviewの海外の銀行口座から日本の銀行口座へ振込で出金する方法です。
海外銀行送金は、手数料が35~50ドル必要です。
海外銀行送金の場合は利用する銀行などによって、さらに2,500円から3,500円の中継銀行手数料が別途必要になります。
最大で1万円程度の手数料がかかってしまうこともあるため注意してください。
Tradeviewの会員ページの入出金をクリックします。
次のような画面になります。
この状態では出金ページが見当たらないので、ここからさらに下にスクロールして行ってください。
下の方に小さく書かれた「口座間資金移動やご出金はこちらから可能です」のこちらからをクリックします。
次の画面が表示されます。
出金したい口座番号が正しいことを確認し、ご出金方法から銀行送金を選択します。
出金額に出金したい金額を入力し、口座の通貨から日本円を選択します。
送金先情報を入力する画面になります。
全ての項目に半角英数字で入力してください。
最後に送信するをクリックして完了です。
1営業日以内にTradeviewのサポートセンターからメールで連絡が来るので指示に従ってください。
クレジットカード/デビットカード
Tradeviewに問い合わせを行ったところ、2024年1月時点ではクレジットカードとデビットカードでの入出金を中止しているとのことです。
クレジットカードとデビットカードの入出金再開のアナウンスがあった場合はこちらの記事でもお知らせします。
bitwallet
bitwalletは世界中で使われているオンラインウォレットの一つです。
海外FX業者でもよく利用されており、ホームページや専用アプリなど全て日本人向けに作られているため使い勝手もよく人気があります。
bitwalletでの入出金の際は、あらかじめbitwalletを開設しておく必要があります。
Tradeviewの会員ページの入出金をクリックします。
次のような画面になります。
この状態では出金ページが見当たらないので、ここからさらに下にスクロールして行ってください。
下の方に小さく書かれた「口座間資金移動やご出金はこちらから可能です」のこちらからをクリックします。
次の画面が表示されます。
出金したい口座番号が正しいことを確認し、ご出金方法からBitwalletを選択します。
出金したい金額を出金額に入力し、口座の通貨から日本円を選択します。
最後に送信するをクリックします。
1営業日以内にTradeviewのサポートセンターからメールで連絡が来るので指示に従ってください。
STICPAY
STICPAYは海外FX口座の入出金の他に、オンラインカジノなどで世界でもよく使われているオンラインウォレットです。
海外FX業者で採用しているところも多く、bitwalletと並び人気の高いオンラインウォレットです。
Tradeviewの会員ページの入出金をクリックします。
次のような画面になります。
この状態では出金ページが見当たらないので、ここからさらに下にスクロールして行ってください。
下の方に小さく書かれた「口座間資金移動やご出金はこちらから可能です」のこちらからをクリックします。
次の画面が表示されます。
出金したい口座番号が正しいことを確認し、ご出金方法からSticPayを選択します。
出金したい金額を出金額に入力し、口座の通貨から日本円を選択します。
最後に送信するをクリックします。
1営業日以内にTradeviewのサポートセンターからメールで連絡が来るので指示に従ってください。
Uphold
Upholdは現在日本での新規アカウントが作成できなくなっています。
(日本国内の身分証明書が認証されない)
Upholdのアカウントをお持ちでない方は別の入出金方法をお使いください。
Upholdは仮想通貨にも対応しているオンラインウォレットです。
Tradeviewでは仮想通貨での出金はUpholdかbitpayで行います。
Tradeviewの会員ページの入出金をクリックします。
次のような画面になります。
この状態では出金ページが見当たらないので、ここからさらに下にスクロールして行ってください。
下の方に小さく書かれた「口座間資金移動やご出金はこちらから可能です」のこちらからをクリックします。
次の画面が表示されます。
出金したい口座番号が正しいことを確認し、ご出金方法からUpholdを選択します。
出金したい金額を出金額に入力し、口座の通貨から日本円を選択します。
入金をしたいUpholdの口座番号を受取人口座番号に入力します。
最後に送信するをクリックします。
1営業日以内にTradeviewのサポートセンターからメールで連絡が来るので指示に従ってください。
Tradeviewの出金方法は国内銀行送金がおすすめ
Tradeviewから出金する場合は国内銀行送金がおすすめです。
一番の理由としては他の出金方法より低コストで済むためです。
他の出金の方法にはコスト面で以下のようなデメリットがあります。
- 海外銀行送金は、35~50ドルの出金手数料と中継手数料(2,500~3,500円)がかかる
- bitwalletは、bitwalletから出金するための手数料が別途かかる
- STICPAYは、STICPAYから出金するための手数料が別途かかる
Tradeviewの出金に関する注意点
Tradeviewの出金に関する注意点を解説します。
海外FX業者の出金方法は、独特のルールがあるためしっかりと把握しておきましょう。
出金方法は入金方法と同じでなければならない
Tradeviewで出金する場合は入金方法と同じ方法でしか出金できません。
ただしこれはあくまで入金した金額までの話です。
入金額を超えた利益分は、別の方法で出金ができます。
ただしその際に利用できる出金方法は以下の方法です。
- 国内銀行送金
- 海外銀行送金
- bitwallet
- STICPAY
クレジットカードはほぼ利用できない
TradeviewではMasterCardのみクレジットカードでの出金が可能です。
しかし実際は、日本のクレジットカードはほぼ海外FX業者では利用できません。
これは海外FX業者がライセンスを取得している金融庁に、日本の金融庁からクレジットカードの規制をかけるように通告がいっているためと言われています。
そのためほとんどのケースでクレジットカードの審査が通らずエラーとなってしまうため、そもそも入金が処理されません。
入金処理がエラーになっているカードを何度も試してしまうと、クレジットカード会社から不正利用を疑われ利用停止処分にされてしまう恐れもあるため1回エラーになったら諦めましょう。
海外銀行送金のみ出金手数料がかかる
海外銀行送金は35~50ドルの出金手数料がかかります。
これに中継銀行手数料を合わせると1万円近い手数料になってしまうこともあるため注意しましょう。
参考:海外銀行送金
利用する出金方法によっては別途手数料が必要
Tradeviewでは出金に関する手数料は全て無料です。
しかし、出金する方法によっては別途手数料がかかる可能性があります。
例えば、銀行に出金したとしてもATMの引き出し手数料がかかったり、オンラインウォレットに出金してもそこからさらに出金するための手数料が別でかかったりする可能性があります。
仮想通貨を取り扱う場合や法定通貨に両替する手数料もかかります。
そのため出金をする際はあらかじめ別途かかる手数料を把握しておきましょう。
Tradeviewの出金に関するよくある質問
Tradeviewの出金に関するよくある質問に回答します。
Tradeviewの出金まとめ
Tradeviewの出金について詳しくまとめました。
- Tradeviewはポジションを保有したまま出金が可能
- Tradeviewは出金限度額や最低出金額は設定されていない
- Tradeviewは海外銀行送金のみ出金手数料がかかる
- Tradeviewは別の法定通貨に両替して出金できる
- Tradeviewは仮想通貨でも出金できる
- Tradeviewの出金方法は入金方法と同じでなければならない(入金額まで)
- Tradeviewの利益分は別の方法で出金することも可能
- Tradeviewの出金方法によっては別途出金先で手数料がかかることがある
- Tradeviewの出金拒否の噂は事実ではない
Tradeviewの出金はサポートセンターのメールを経由することが多く多少遅いということが分かりました。
悪質な出金拒否の噂はどうやら事実ではなさそうです。
海外銀行送金では手数料が高くかかってしまいますが、サポートセンターに連絡することで国内銀行送金を使えるため手数料無料で出金することも可能です。
Tradeviewの会員ページは自動翻訳で日本語に直訳されている部分も多く入出金は少し分かりづらくなっています。
本記事を読んで無事出金していただけると光栄です。