XMはNDD方式とDD方式どっち?2つの違いやSTP・ECNについても解説

XMはNDD方式とDD方式どっち?2つの違いやSTP・ECNについても解説

XMはNDD方式らしいけど、NDD方式とかDD方式とかよくわからない...

XMは「NDD方式」を採用しており、国内業者の「DD方式」とは大きく異なります。

一見、NDD方式の海外業者とDD方式の国内業者の違いは、スプレッドの広さだけだと思われますが、実は他にも違いがあります。

そこで本記事では、XMのNDD方式に関する疑問にお応えしていきます。

本記事の内容
  • XMはNDD方式を採用している
  • XMのNDDは嘘?という噂について調査
  • XMがNDD方式であるメリットとデメリットを解説
  • XMのNDD方式のスプレッドの広さを解決する方法を紹介

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海外FXの手引編集部では、XMについて「ガチ批評」をしました。

XMへの忖度ない意見を知りたい方は、ぜひ関連記事をご覧ください。

関連記事:XMの評判・口コミ25選!危険性やメリット・デメリットを編集部がガチ批評

目次

前提:XMはNDD方式を採用している

まず前提ですが、XMは「NDD方式」であることがパートナーサイトに明記されています。

Q. XMが採用しているNDD方式とはどんな注文方法ですか?

A . XMが採用しているNDD(ノンディーリングデスク)方式は、人為的な介入なしに注文を執行させる仕組みの注文方式です。全ての注文は、ディーラーの介入なしに、機械的に執行されます。

XM|取引に関するよくある質問

「全ての注文は機械的に執行されます」という部分は、DD方式ではなく、NDD方式の基本的な特徴を示しています。

そもそもNDD方式・DD方式とは?

そもそもの「NDD方式」と「DD方式」の違いについては、以下の表をご覧ください。

NDD方式DD方式
注文の介入システムの自動介入人為的な介入がある
スプレッド広い傾向がある狭い傾向がある
業者海外業者に多い国内業者に多い
業者の利益業者の利益=
手数料(スプレッド)
業者の利益=
トレーダーの損失
約定力・約定スピード高い低い
取引の透明性高い低い

スプレッド以外の大きな違いは「取引の透明性」にあります。

XMのようなNDD方式を採用している業者は、トレーダーの注文に対し、システムが介入するだけなので取引の透明性は高いです。

一方、国内業者が多く採用しているDD方式は、トレーダーの注文が一度業者を経由するため、業者の意図的な注文の操作がないとは言い切れません。

NDD方式にはSTP方式とECN方式の2種類

透明性の高さが特徴のNDD方式ですが、さらに「STP方式」「ECN方式」の2つに分けられます。

STP方式ECN方式
注文の介入システムの自動介入介入は”一切”ない
スプレッド広い傾向がある狭い傾向がある
手数料ないことが多い1pips弱の手数料がかかることが多い
約定力・約定スピード高いさらに高い
取引の透明性高いさらに高い
XMの口座タイプ・スタンダード口座
・KIWAMI極口座
・マイクロ口座
Zero口座

STP方式では、トレーダーの注文を一度システムが自動介入しますが、ECN方式では一切の介入がありません

そのため、ECN方式はSTP方式よりもさらに約定力・取引の透明性に優れており、スキャルピングなどに適しています。

ただ、STP方式はスプレッドはかなり狭いですが、スプレッドに加えて1pips弱の取引手数料が発生することが多いです。

XMでは、Zero口座がECN方式であり、往復で1pipsの取引手数料が発生します。

XMのNDD方式はウソ?噂を調査してみた

XMがNDD方式であることは公式サイトにしっかりと明記されています。

しかし、「XMのNDD方式はウソなのでは?」と疑う人も、少数ではありますが存在します。

XMのNDD方式に関する噂・口コミ

実際にXMのNDD方式に対して、疑問を持つ人の口コミや噂の一部をご紹介します。

上記のようにXMのNDD方式が疑われるのには、以下のような理由があります。

XMのNDD方式が疑われる理由
  • XMが1,000倍のハイレバレッジを提供している
  • 約定が滑ることが稀にある

確かに、NDD方式ではスプレッドなどの手数料が業者の利益であるため、薄利のNDD方式が高いレバレッジを提供することには無理があるのでは?と思う人も多いはずです。

結論:XMは間違いなくNDD方式

上記のような噂はありますが、XMは間違いなくNDD方式と言い切っても良いでしょう。

XMがNDD方式である理由は次の通りです。

XMがNDD方式である根拠
  • 証拠金によってレバレッジ制限がかかる
  • 99.98%と、業界トップクラスの約定力
  • 業界で最もユーザーが多い業者である

XMがレバレッジを証拠金によってコントロールしていることから、1,000倍のような高いレバレッジにも説明が付きます。

またDD方式で発生しがちなスリッページや約定拒否の噂は、XMにはほとんどありません

さらにXMほどの人気の業者では、手数料(スプレッド)だけでも十分に利益を上げていることは容易に想像がつきます。

以上より、「XMのNDD方式はウソでは?」という噂は非常に根拠が薄く、むしろNDD方式である根拠の方が強いことが分かります。

XMがNDD方式を採用するメリット・デメリット

XMがNDD方式である根拠とDD方式との違いを解説してきました。

続いて、XMがNDD方式を採用するメリット・デメリットについて解説していきます。

XMがNDD方式を採用するメリット

XMがNDD方式を採用するメリットには次のようなものがあります。

XMがNDD方式を採用するメリット
  • 約定力が高い
  • 取引の透明性が高い

取引の透明性はNDD方式の特徴ですが、注目すべきは約定力の高さです。

XMの約定力はどのぐらい高いですか?

XMの平均約定率は99.98%と、業界トップクラスの約定力を実現しています。約定率・約定力とは、注文が意図した通りに成立する確率です。約定率が100%に近ければ近い程、約定力が高く、数値が低ければ低いほど約定力が低いことを意味します。

XM|取引に関するよくある質問

XMの平均約定力は99.98%であり、これは業界トップクラスの数値です。

これほどの約定力があればスリッページが発生することはほぼなく、スキャルピングでも遅れて約定することはありません。

実際にXMを使ってみると約定力の高さが実感できるため、ストレスなくスキャルピングをしたい方はXMがおすすめです。

XMがNDD方式を採用するデメリット

続いて、XMがNDD方式を採用するデメリットは「スプレッドの広さ」です。

DD方式の業者と異なり、NDD方式の業者の利益はスプレッドのような手数料が基本なので、スプレッドは広くなる傾向にあります。

DD方式

「業者の利益=トレーダーの損失」であるため、狭いスプレッドでも利益が出せる。しかし、意図的にトレーダー損失になる操作している可能性も否定できない。

NDD方式

「業者の利益=手数料(スプレッド)」であるため、スプレッドをある程度広くしないと利益が出せない。しかし、取引の透明性や約定力は十分に高い。

NDD方式は確かにスプレッドが広くなりがちですが、高い約定力やハイレバレッジの恩恵を考えると、仕方ないと割り切るしかないでしょう。

XMのNDD方式のスプレッドの広さを解決する方法

NDD方式のスプレッドの広さは割り切るしかない、と説明しました。

しかし、XMではNDD方式のデメリットであるスプレッドの広さを、ある程度緩和させることができます

XMのNDD方式のスプレッドの広さを解決するには、次の2通りがあります。

XMのNDD方式のスプレッドの広さを解決する方法
  • KIWAMI極口座を利用する
  • XMポイントを有効活用する

それぞれの方法を説明していきます。

KIWAMI極口座を利用する

XMのKIWAMI極口座は、XMの全口座タイプの中で最も取引コストが安く、NDD方式でもスプレッドを最大限抑えることができます。

「Zero口座の方がスプレッドは狭くない?」と思うかもしれませんが、Zero口座の手数料(往復1pips)を踏まえるとKIWAMI極口座の方がオトクです。

実際にメジャー通貨ペアで、KIWAMI極口座とZero口座の取引コストを比較してみましょう。

KIWAMI極口座Zero口座(実質スプレッド)
USDJPY(ドル円)0.7 pips1.1 pips
EURJPY(ユーロ円)1.2 pips1.4 pips
GBPJPY(ポンド円)1.4 pips2.2 pips
EURUSD(ユーロドル)0.7 pips1.1 pips
GBPUSD(ポンドドル)0.7pips1.2 pips
GOLD1.5pips3.0 pips
※ スプレッドが狭い方を青、広い方を赤で表現

このように、Zero口座の手数料1pipsを考慮すると、KIWAMI極口座の方が取引コストが安いことが分かります。

さらにKWIAMI極口座は「取引手数料無料」「スワップフリー」「レバレッジ1,000倍」と、Zero口座のような制限なく、低スプレッドで取引ができます。

NDD方式の広いスプレッドに不満がある方は、ぜひXMのKIWAMI極口座を利用してみてください。

XMポイントを有効活用する

XMのスタンダード口座では、取引ごとに「XMP」と呼ばれるポイントが付与されます。

このXMPは現金、もしくは取引のクレジットとしてボーナスに変換できるため、うまく活用すれば実質的に取引スプレッドを狭くすることができます。

ボーナスに変換する場合

獲得ボーナス= XMP ÷ 3(USD)

現金に変換する場合

獲得できる現金 = XMP ÷ 40 (USD)

XMPをよりお得に使うなら、ボーナスに変換した方が良いでしょう。

付与されるXMPはランクによって異なる

付与されるXMPは、1Lotごとに以下のように定められ、ランクが上がるごとに受け取れるXMPも増えます。

ロイヤリティ
ステータス
受け取れるXMP/Lot取引日数
エグゼクティブ10 XMP0~30日
ゴールド13 XMP30日~60日
ダイヤモンド16 XMP30~60日~
エリート20 XMP100日~

100日以上取引すればエリートランクになり、1Lotの取引ごとに20XMP(=$6.67 = 667円程度)のボーナスが付与される計算です。
(※1ドル=100円で計算)

XMPの活用方法

上記のようにして付与されたXMPは、次のように活用できます。

XMPの活用方法
  • ボーナス専用口座を開設し、ハイレバで運用する
  • 証拠金維持率が低下している口座に、クッションとしてボーナスを付与する
  • 通常通りボーナスとして利用し、実質スプレッドを狭くする

XMのスタンダード口座はスプレッドが広いですが、上記のように活用すれば広いスプレッドを間接的に緩和させることができます。

特に、ボーナス専用口座を作ってハイレバで運用することは、通常の低スプレッド口座ではできないテクニックです。

このように、NDD方式のデメリットであるスプレッドの広さは、XMのXMPを有効活用することで十分に立ち回れます。

XMのNDD方式まとめ

本記事ではXMのNDD方式について解説してきました。

本記事のまとめ
  • XMはNDD方式を採用している
  • NDD方式はDD方式に比べて取引の透明性、約定力に優れている
  • NDD方式はDD方式よりもスプレッドは広い傾向がある
  • XMのKIWAMI極口座やXMPを活用することで、XMの実質スプレッドを下げることができる

XMはNDD方式を採用することで優れた約定力や取引の透明性を提供しており、スプレッドが広いというデメリット以上に、メリットが多いです。

さらに、XMのシステムを活用すればNDD方式のデメリットを打ち消せるだけでなく、基本的なボーナスも充実しています。

DD方式とNDD方式の違いを理解したうえで、ぜひXMでトレードを始めてみてはいかがでしょうか。

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