XMのスプレッド一覧を独自調査！他社比較・平均スプレッド・最小スプレッドと広がる時間帯・理由を解説

XMのスプレッドが広いと聞いたことはありませんか？

しかしXMは独自のシステムを提供し、広めのスプレッドでも利益を狙えるようになっています。

本記事では上記についてご紹介していきます。

XMでコストを抑えて取引する方法が分かるので、ぜひご参考にしてください。

このXMPがあることを踏まえて、主要な海外FX業者のスプレッドと比較をしました。

通貨ペア	XM	Titan FX	GemForex
USDJPY	1.6pips	1.33pips	1.6pips
EURUSD	1.7pips	1.2pips	1.6pips
GBPJPY	3.6pips	2.45pips	3.0pips
EURJPY	2.3pips	1.74pips	2.4pips

このように「XMは他社よりもスプレッドが広い」と思われがちですが、実際はXMPを活用すれば、他社よりも優れたスプレッドで取引が可能です。

XMPのような「業者独自のポイントシステム」はXM以外にはほぼないので、ぜひXMPを活用して、どこよりも優れたスプレッドで取引をしましょう。

関連記事：XMポイント（XMP）の効率のいい貯め方・使い方とは？確認・交換方法も解説

海外FXの手引編集部のご紹介

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XMのスプレッドとは取引コストのこと

スプレッドとは、取引時に発生する手数料のことです。

買値と売値のレートの差のことを指しており、FXを取引する際は、このスプレッドが実質的なコストになります。

スプレッドは「海外FX業者」「業者内の口座タイプ」によって異なります。

そのため、自身のトレードスタイルを加味し、1番お得な業者・口座を選ぶのがオススメです。

スプレッドの詳細説明は「海外FXの手引 | 専門用語集」をご覧ください。

XMのスプレッドが広いと言われる3つの理由

XMはスプレッドが広いと言われがちな海外FX業者です。

スプレッドが広いと言われる理由は、XMの仕組みにあります。

それぞれの理由について、ご説明していきます。

国内FX業者よりもスプレッドが広い

XMはNDD方式の海外FX業者のため、どうしてもスプレッドが広めになってしまいます。

NDD方式とは取引方式の一つで、国内FXで主流なDD方式よりも信頼性が高いと言われています。

信頼性が高い理由は、顧客の注文がインターバンク市場に直接流されるからです。

NDD方式では取引にFX業者が介入しないため、約定拒否やノミ行為などの不正が起こりません。

反対に、DD方式は取引を業者が仲介するので、不正行為が行われる危険性が潜んでいます。
DD方式の業者では、顧客が受けた損失が業者の利益になるためです。

NDD方式では、業者が受け取る利益は顧客からのスプレッドと手数料のみです。

だからこそ、業者が安定したサービスを提供するためにも、スプレッドが広めになっています。

変動制のため大きく拡大する場合がある

XMのスプレッドは変動制であるため、拡大する時があります。
スプレッドが大きく拡大するのは、主に次の時です。

スプレッドの拡大幅は、通貨ペアやタイミングによって大きく異なります。

ですがUSDJPYの場合、最大15pips前後にまで拡大する傾向にあります。

基本的に海外FX業者は変動スプレッド制を採用していますが、国内FX業者は「原則固定」であることが大半です。

そのため、国内FX業者に慣れた方からすると「スプレッドが広い」と感じることが多いです。

XMPのボーナス・現金還元が加味されていない

XMは他社の海外FX業者と比較すると、スプレッドはやや広めです。

通貨ペア	XM	Titan FX	GemForex
USDJPY	1.6pips	1.33pips	1.6pips
EURUSD	1.7pips	1.2pips	1.6pips
GBPJPY	3.6pips	2.45pips	3.0pips
EURJPY	2.3pips	1.74pips	2.4pips

ですがXMには、他社にはない「XMP」という独自のポイントシステムがあります。

USDJPYの場合、XMの平均スプレッドは1.6pipsです。
これは1ロット（10万通貨）の場合は、1,500円に相当します。

XMPには複数のステータスがありますが、最低レベルの「Executive」でも、1ロットあたり300円相当のボーナスが付与されます。

つまり実質「1.3pips」で取引できるので、XMPを活用した場合は他社よりも優れたスプレッドになります。

このようにXMは「XMPを活用すれば他社に負けない優秀なスプレッド」にも関わらず、XMPを加味していないスプレッドで語られることが多いので「XMはスプレッドが広い」と誤解されがちな傾向にあります。

XMのスプレッドを他社海外FX業者と徹底比較！

XMのスプレッドがどの程度なのか、他海外FX業者と比較してみました。

比較する海外FX業者は、次の5業者です。

XMのスプレッドを他業者と比較すると「広すぎることもないが、狭すぎる訳でもない」という評価になるでしょう。

ですが「XMP」を活用することで、上記のスプレッドよりも低く済みます。

XMの全銘柄のスプレッド一覧

XMではFXだけでなく、他の銘柄の取引もできます。

今回は、XMの全銘柄のスプレッドを一覧でまとめました。

銘柄や口座タイプによってスプレッドは大きく異なるので、ご注意ください。

XMの各口座タイプの比較まとめ

FX通貨ペアのスプレッド

貴金属のスプレッド

GOLDやSILVERは貴金属の中でもスプレッドが狭く、取引しやすいのでスキャルピングでも十分に利益が狙えます。

貴金属の取引でもXMPはもらえるので、GOLDやSILVERで取引回数を重ねてみてもいいでしょう。

エネルギーのスプレッド

エネルギー商品は原油や天然ガスを取引するCFD商品です。

原油が特にボラティリティの高い商品となっており、短期間でも大きな利益が狙いやすい特徴を持っています。
またXMでは「OILMn」という、最小ロット数を通常よりも抑えた商品があります。

商品名	全口座共通
OIL	3.3
OILMn	3.3
BRENT	3.8
NGAS	3.3
GSOIL	126.3

XMのエネルギー取引は、口座タイプによってスプレッドに差がありません。

なので、エネルギーを取引する時にはスタンダード口座の方がおすすめです。

コモディティのスプレッド

XMのコモディティは、最大レバレッジ50倍のCFD商品です。

コモディティとは現物商品のことで、ココアや小麦、トウモロコシなどが含まれます。

商品名	全口座共通
COCOA（ココア）	9
COFFE（コーヒー）	50
CORN（コーン）	100
COTTO（綿）	30
HGCOP（銅）	53.5
SBEAN（大豆）	185
SUGAR（砂糖）	6
WHEAT（小麦）	150

コモディティ商品では、全口座でスプレッドが同じです。

株価指数のスプレッド

XMの株価指数のスプレッドは、全口座共通です。

XMのスプレッドを表示・確認する方法

ここでは、XMのスプレッドを表示・確認する方法を各デバイスごとに解説します。

パソコンでスプレッドを表示・確認する方法

最初に、パソコンでXMのスプレッドを表示・確認する方法から見ていきましょう。

XMのMT4・MT5をダウンロードする

まず、XMの公式サイトからMT4またはMT5をダウンロードします。

ダウンロードとインストールの詳しい手順については、こちらをご参照ください。

• 関連記事：XMのMT4についてダウンロード・インストール方法～取引手順までを徹底解説
• 関連記事：XMのMT5のダウンロード、インストール、ログイン、注文方法などを詳しく解説

ここでは、Windows版のMT5を例に進めていきます。

気配値を表示させる

MT5を起動したら、上部の「表示」から「気配値表示」を選びます。

すると、このように気配値が表示されます。

スプレッドを表示する

MT4・MT5の初期設定では気配値が非表示になっているので、表示状態へ変更しましょう。

気配値上で右クリックし、「表示列」から「スプレッド」を選びます。

スプレッド以外にも出来高やティックバリューなども表示できるので、他に表示させたい項目についてはお好みでお選びください。

スプレッドの見方・確認方法

XMではスプレッドが「ポイント」で表示されており、pipsに換算する場合はポイントを10分の1にします。

たとえば、一番上のUSDJPYのスプレッドは「23」となっていますが、これは2.3pipsという意味です。

以上が、パソコンでXMのスプレッドを表示・確認する方法になります。

スマホでスプレッドを表示・確認する方法

次に、スマホのMT4・MT5でスプレッドを表示・確認する方法を解説します。

スマホ版のMT4・MT5アプリをインストールする

スマホ版のMT4・MT5はアプリストア（AndroidはGooglePlay、iOSはApp Store）でダウンロードします。

ダウンロードの詳しい手順は、こちらの記事をご参照ください。

• スマホ版MT4のダウンロード手順
• スマホ版MT5のダウンロード手順

上記ではスマホ版MT4・MT5のダウンロード手順だけでなく、注文方法やインジケーターなどのチャート設定についても画像付きで詳しく解説しています。

MT4またはMT5をインストールしたら、XMの取引口座へログインしましょう。

気配値を開く

XMの取引口座へログインしたら、画面下部の「気配値」をタップします。

スプレッドを確認する

上記はスマホ版MT5の気配値画面です。

スマホ版では、初期設定で通貨ペアの横にスプレッドがポイント表示されています。

パソコン版と同じく、pipsに換算する場合はポイントを10分の1にします。

以上が、スマホでXMのスプレッドを確認する方法です。

XMの1日のスプレッドの推移は？経済指標の日で検証

XMに限らず、ほぼ全ての海外FX業者は下記の時間帯にスプレッドが広がります。

このような疑問をお持ちの方のために、今回は「メジャー3通貨の1日のスプレッド推移」を調査しました。

調査概要は次のとおりです。

具体的なXMのスプレッドを知りたい方は、ぜひご覧ください。

USDJPYの1日のスプレッド推移

USDJPYの通常時の平均スプレッド：1.6pips

時間帯	最大スプレッド
早朝	12.63pips
雇用統計発表時	12.1pips
ISM（非）発表時	8.85pips

GBPJPYの1日のスプレッド推移

GBPJPYの通常時の平均スプレッド：3.6pips

時間帯	最大スプレッド
早朝	16.50pips
雇用統計発表時	16.90pips
ISM（非）発表時	16.90pips

GBPUSDの1日のスプレッド推移

GBPUSDの通常時の平均スプレッド：2.1pips

時間帯	最大スプレッド
早朝	14.33pips
雇用統計発表時	15.7pips
ISM（非）発表時	4.63pips

XMのスプレッドを日本円に換算する方法

スプレッドのpipsといっても、どれ程の金額を支払っているのか分からないのではないでしょうか？

そこで、スプレッドを円に換算する計算式を紹介します。

例えばUSDJPYでスプレッドが1.5pipsの時を例に計算してみましょう。

1.5pipsは日本円で言うと0.015円なので、10万通貨の取引に発生するコストは1,500円です。

つまり、USDJPYで取引する場合、10万通貨あたりの取引コストは1,500円です。

XMのスプレッドのコストを少しでも抑える3つの方法

XMでスプレッドを抑えて取引する方法は3つあります。

スプレッドを抑える方法を参考にして、少しでも多く利益を増やしましょう。

スプレッドが拡大する時間帯に取引しない

XMのスプレッドは時間帯によって急拡大する恐れがあるので、広がっていない時に取引しましょう。

拡大する時間帯は、主に早朝時や指標発表時です。
この時間帯はXMだけでなく、すべてのFX業者でスプレッドが拡大します。

特に「経済指標の発表」は見通しがちなので、スキャルピング等の短期売買をする場合は、事前に「直近で控えている経済指標」を確認しておきましょう。

XMでは「経済指標カレンダー」を公開しているので、重要度が高い経済指標が控えている場合は、スプレッドの拡大に注意してください。

ゼロ口座を利用する

XMにはスタンダード口座以外に、スプレッドが極端に狭いゼロ口座があります。

ゼロ口座では取引手数料として、往復10ドル（1ロットあたり）を支払う必要がありますが、スタンダード口座よりもコストを抑えて取引できます。

ですがゼロ口座は最大レバレッジがスタンダード口座よりも低く、最大500倍となっています。

スタンダード口座よりも大きな数量を注文しづらいので、少額での取引時には注意しましょう。

XMPを活用する

XMは取引をする度に、XMPという独自ポイントが貯まります。
貯まり次第、ボーナスに還元して証拠金として活用することで、スプレッド分のコストを補えます。

XMPは現金にも還元できますが、レートがボーナスの10分の1のため、あまり得策とは言えません。

そのため現金ではなくボーナスに還元して、さらに取引を重ねて利益を出していきましょう。

XMのスプレッドに関する注意点

ここでは、XMのスプレッドに関する注意点を開設します。

注意点①：同じ銘柄でも口座タイプによってスプレッドが異なる

XMでは、同じ銘柄でも口座タイプによってスプレッドが異なります。

下記にスタンダード口座・KIWAMI極口座・ゼロ口座のスプレッドを比較しました。

通貨ペア	スタンダード口座	KIWAMI極口座	ゼロ口座
USDJPY	1.6 pips	0.7 pips	1.1 pips
EURUSD	1.7 pips	0.7 pips	1.1 pips
EURJPY	2.3 pips	1.2 pips	1.2 pips
GBPJPY	3.6 pips	1.4 pips	1.4 pips

スタンダード口座とセント口座はスプレッドが同一なので、同じ銘柄でスプレッドが3種類に分かれるということになります。

各口座タイプでメリットとデメリットがあるため、スプレッドだけで判断することはできませんが、「どの口座を選べばいいのかわからない」という方は、以下を判断基準にするといいでしょう。

• 入金ボーナスをもらい、証拠金を増やして取引を行いたい方はスタンダード口座
• スキャルピングがメインの方は、スプレッドが狭く取引手数料がかからないKIWAMI極口座

ゼロ口座は、取引手数料が1ロット当たり往復$10と他社よりも高いため、取引コストをできるだけ抑えたい方はKIWAMI極口座がおすすめです。

注意点②：重要経済指標発表前後・早朝などスプレッドが広がる時間帯がある

XMは、相場状況や時間帯によって変動する「変動スプレッド方式」を採用しているため、以下のような時間帯にはスプレッドが広がりやすくなります。

最も注意しておきたいのは、世界各国の重要経済指標の発表前後です。

スプレッドが広がっているタイミングでエントリーすると不利な価格で約定するため、大きな損失を抱えた状態でスタートすることになってしまいます。

したがって、スプレッドが広がる時間帯にはできるだけ取引を避けるようにしましょう。

「スプレッドが広がっていてもいいから、どうしてもポジションを保有したい」という場合は、ロスカットされないようロット数に注意してください。

注意点③：リアルタイムのスプレッドはMT4・MT5で確認が必要

XMでは変動スプレッドを採用しており、相場状況や時間帯によってスプレッドが変動します。

したがって、XMでエントリーする際は、必ずMT4またはMT5でリアルタイムのスプレッドを確認するようにしましょう。

スプレッドの確認方法については、こちらをご参照ください。

注意点④：メジャー通貨・マイナー通貨・エキゾチック通貨・CFD・仮想通貨でスプレッドの傾向が異なる

XMでは、メジャー通貨、マイナー通貨、エキゾチック通貨、CFD（貴金属、株価指数、エネルギー）など、豊富な銘柄を取引できます。

XMで取引できる主な銘柄

メジャー通貨	EURUSD、USDJPY、GBPUSD、USDCHF USDCAD、AUDUSD、NZDUSD
マイナー通貨	EURJPY、GBPJPY、AUDJPY、CHFJPY EURAUD、GBPAUD、EURGBPなど
エキゾチック通貨	TRY（トルコリラ）、ZAR（南アフリカランド） MXN（メキシコペソ）、PLN（ポーランドズロチ）など
CFD	ゴールド（Gold）、シルバー（Siliver）、原油（Oil）、日経225（JP225）、ダウ平均（US30）など
仮想通貨	BTCUSD、ETHUSD、XRPUSD、BTCEURなど

上記のメジャー通貨は、1日の取引量が全為替取引の約8割以上を占めます。

スプレッドの広さは流通量・ボラティリティに比例するため、メジャー通貨はスプレッドが小さめです。

マイナー通貨はクロス通貨と呼ばれており、メジャー通貨と比較するとスプレッドは少し大きくなりやすい傾向にあります。

一方、新興国や東欧諸国のエキゾチック通貨は流通量が少ないためスプレッドが広がりやすく、スキャルピングなどの超短期取引には向いていません。

どちらかといえば、スワップ金利を狙ったスイングトレード・ポジショントレードを行いたい上級者向けの銘柄といえるでしょう。

仮想通貨に関しては、スタンダード口座のスプレッドはやや広めなので、取引コストをできるだけ抑えたい方はKIWAMI極口座がおすすめです。

XMのスプレッドについてのよくある質問

XMのスプレッドについてよくある質問をまとめました。

気になる点も解決できるかもしれないので、参考にしてみてください。

XMのスプレッドはトータルで優秀！おすすめの海外FX業者

本記事のとおり、XMのスプレッドは他社と比べて平凡です。
ですがXMPでボーナスの還元があるので、トータルではかなり取引のコストを抑えられます。

そのため、XMに興味がある方は、ぜひXMで口座開設をして利益を狙ってみてください。